Kazoo-blog’s diary

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【その1.日本企業の仕組み】日本経済を学ぶ ”日本が衰退した理由”

みなさんこんにちは!

 

更新が遅くなってしまいすみません(汗

 

今回は日本経済が衰退した理由その1ということで日本企業の仕組みとどのように変化してきたのかについて書いていきたいと思います。

 

その0を読んでいない人はそちらも読んでみてください!

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目次

 

「日本企業は終身雇用と年功序列だから正社員は楽だ優遇されすぎている」

「外国の企業よりも競争が激しくないし、クビにされない」

 

なんてフレーズ聞いたことありませんか?

 

この考え方は大きな間違いです。

 

確かに日本企業は海外の企業にはない特徴を多く持っています。

 

しかし、その特徴のおかげで日本は高度経済成長がおこり、現在も形を変えながらその特徴は存在しています。

 

それではなぜ日本企業は海外の企業とは一味違うのでしょうか。

1.株式会社と企業統治(コーポレートガバナンス)

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株式会社

世界にある多くの企業が株式会社という形態をとっており、日本も例外ではありません。

 

そもそも株式会社とは株式を発行して小口資金を集める会社のことで法律上会社の所有者は株主です。

 

カネの調達方法

会社が資金を調達するとき大きく分けて間接金融直接金融の2つの方法があります。

 

間接金融とはお金を借りる人と貸す人の間に第三者が存在する取引のことで、主に銀行借入のことを言います。

 

また直接金融とはお金を借りる人と貸す人が直接お金のやりとりをする方法で、債券発行と株式発行の2種類存在します。

 

また銀行借入と債券発行は他人資本であり、いわゆる借金です。

 

それに対し、株式発行は自己資本です。

 

株の所有動機

株はどのような目的で所有されるのでしょうか。

 

その答えは以下のものです。

  1. 会社支配
  2. 配当
  3. キャピタルゲイン(値上がり益)

 

 それゆえ、株主は会社の所有者であるが、現実は会社の経営ではなく利益に関心があるのです。

 

所有と経営の分離

株主の関心は利益であり経営ではないのですから経営者は自由に経営できるようになります。

 

パワーバランスが経営者>株主となったことから利益志向よりも規模雇用志向の経営をするようになりました。

 

日本企業においてこれが特に顕著にみられました。

 

その理由は追って説明します。

 

コーポレート・ガバナンス(企業統治)

コーポレートガバナンスというのは「経営者が適切な経営を行うように経営者を方向付ける仕組み」のことを言います。

 

これは株主が会社の所有者という法的建前と経営者が会社の所有者という実態が食い違うために常に生じる問題です。

 

コーポレート・ガバナンスには大きく分けて2つの考え方があります。

 

1つ目がストックホルダー型企業です。

 

これは株式会社は株主の利益のためにという法的建前に近い考え方です。

 

ストックホルダー型企業はイギリスやアメリカに多いです。

 

2つ目がステイクホルダー型企業です。

 

こちらは株主以外の利害関係者(労働者etc...)の利益も考えて経営されるべきという実態に近い考え方です。

 

ステイクホルダー型企業は日本やドイツ、フランスに多いです。

 

2.これまでの日本企業

これまでの日本企業はどのような経営をしてきたのでしょうか。

 

「カネ」「ヒト」「モノ」の3つの観点から説明していきます。

 

カネの調達

これまで日本企業は株式の持ち合いとメインバンク制によってカネを調達してきました。

 

株式持ち合いとメインバンク制ってなんだよって思った人も説明するので安心してください。

 

株式持ち合い

株式持ち合いとは日本の企業同士でお互いに株主を持ち合う制度です。

 

なんでこんなことをするのかというと安定株主の確保して買収の対策をしていたからです。

 

 株式を持ち合っているうちは業績が悪くても株は手放しません。

 

相手の株主を手放せば自分の会社の株式を手放され買収されてしまうからです。

 

要は人質として株を持ち合っているわけです。

 

日本企業は株式持ち合いを網の目状に行い安定株主をたくさん持っていました。

 

これにより株主は経営者に対して何も言わないため経営と所有の分離が進むわけです。

 

メインバンク制

メインバンク制とは銀行から長期資金を貸し出すことを言います。

 

10年ほどの長いスパンで資金が借りられるのは日本特有でメインバンク制のおかげです。

 

株式持ち合いとメインバンク制により長期的視野での経営を可能にしました。

 

これは株主の力が強いと目先の利益を優先するためできません。

 

ヒトの調達

日本企業といえば長期雇用と年功序列といわれるように長期雇用慣行がありました。

 

経営者も生え抜きのため従業員の利益が考慮されるのは当たり前です。

 

そのおかげで手厚い社会保障が受けられるようになったんですね。

 

モノの調達

長期相対取引といって長期的に特定の企業から部品を買い付けるといったことをし、品質が向上し、コスト削減努力も行われました。

 

このように「カネ」「ヒト」「モノ」を長期的にやり取りをするというのが日本企業の特徴です。

 

そうすることにより、モノづくりニッポンが誕生したのです。

 

5.まとめ

日本企業は株式の持ち合いのため株主の力が弱まり長期的視野での経営を可能にしました。

 

その結果モノづくりの効率性が上がりモノづくり大国日本が誕生ししました。

 

今回は日本企業はどのような仕組みで発展してきたのかを書いてきました。

 

次回は日本企業はバブル崩壊によってどのような変化をしてきたのかについて書いていきたいと思います。

 

「近日公開」

 

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大学一年生のブロガー。日々の日常生活で役に立ちそうなことやお得なこと、興味を持ったことを発信しています。親しみやすいブログにしていきます!!気軽にメールやメールをくれればいいなと思います。一緒に日々の体験を共有しましょう!

 

 

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